【弁護士案件・コンフォール清瀬】訳あり物件を買取いたしました

①弁護士案件

被相続人（亡くなった方）の遺言書に「遺産の分配・手続きはすべて●●弁護士に一任する」と明記されているケースがありました。
こうした「遺言執行者に弁護士を指名する」パターンには、メリットもあれば注意点もあります。

弁護士に一任するメリット

裁判沙汰に発展しにくくなる
遺言内容に沿って専門家が動いてくれるため、相続人が「なんか不公平…」と感じた場合でも、感情がこじれる前に法的な処理が進みやすいです。

相続人同士のトラブルを防げる
親族がもめやすい相続。弁護士が中立の立場で執行すれば、感情的な対立を抑えることができます。

手続きの漏れやミスがない
不動産の名義変更、銀行口座の解約、相続税の対応など…弁護士が入れば、複雑な相続手続きもスムーズかつ正確。

②リフォーム必須

「遺言で全部弁護士に任せてるんで」
——そう言われて始まった今回の相続案件。

書面上はしっかりした遺言書。
しかも、弁護士がきっちり遺言執行者として指定されている。
手続きもスムーズで、書類も完璧。
「これは何も問題なさそうだな」と思っていたのも束の間……

相続財産であるマンションを現地確認して驚きました。
中はボロボロ、リフォーム必須の状態見た目は普通の分譲マンション。
でも中に入ってみると——

クロスははがれ、天井にシミ、設備はすべて築年当時のまま
水回りの劣化、床の沈み込みもあり

賃貸にも売却にも出せない状態

正直、「このままじゃ誰も買わない」レベルでした。

✅ 弁護士一任のメリットはここにあった
とはいえ、弁護士がしっかりしていたことで…

相続人間で「誰がリフォーム費用を出す？」みたいな揉め事ゼロ

管理費や滞納の確認も一任で完了

売却やリフォーム判断も法的にスムーズに進行可能

不動産に精通した弁護士ではなかったけど、
「まずは専門家に一任する」ことの安心感は、こういう状況で強く感じました。